2007年2月20日火曜日

● 【 バレーボール (ブロック) 】

相手の攻撃をふせぎ得点させないようにするブロック。コートの前にいる選手は相手が攻撃する気配がある時、必ずブロックしないと相手攻撃の決定率を高めてしまう。相手のアタッカーが強力な場合、2人でブロックしたり、3人でブロックしたりする。6人制のバレーではネットを越えて相手コート側に手を出してもいいが、9人制のバレーでは相手コート側に手が出ると「オーバーネット」という反則を取られ相手の得点になる。このオーバーネットという反則はアタックを打つときでも、ボールを押し込むときでも取られる。ブロックはとにかく高く飛ぶというわけはなく、相手のアタックする瞬間に合わせてジャンプする感覚。相手がボールをミートするその瞬間、手前に壁があればボールをはじき返したり、威力を半減させることができるのだ。 基本 【相手アタッカーの狙ってるコースの前でジャンプする】 9人制の場合、ジャンプするときに気をつけなきゃいけないことはなるべくネットの近くでジャンプ(9人制の場合はネットを相手コート側に越さないよう水平に)する。ネットと体が空いているとボールを自分のコートに吸い込んでしまう。自分の手に当たったときは「ワンタッチっ!!」とすぐに叫び、チームメイトに教えること。その声を聞きチームメイトは次の攻撃を組み立てる。ブロックに当たった場合、その後ボールを見失わないように注意。真上に上がっていれば、そのままアタックが打てるし、コートの外に飛んだ場合、見えていれば繋げて攻撃に転じることができる。

●相手のセッターが上げるボールの特性をよく見て覚える
●相手のアタッカーがボールをミートする瞬間を必ず視界にいれる

相手のセッターのトスが速いか遅いか、どんなフェイントを使うのかしっかり頭に叩き込んでおかなければブロックする時に追いつかないことがある。相手アタッカーのスパイクもクイックやクロス、ストレートと種類があればどこをブロックすれば効果的なのか違ってくる。2人や3人でブロックする時はブロックする選手同士の間を空けないこと。うまいアタッカーは間が空いていればそこにアタックを通してくる(!)。一緒にブロックする選手同士で「ぶつかってもいい?」とか「私ストレート抑えるから、あなたこっち」とか打ち合わせが大切だ。 相手のアタッカーは自分がアタックを打とうとする場所に壁があれば自分のコートにボールが戻ってしまうので、ブロックをはずしたりかわしたりする工夫をする。クイックや時間差、フェイント、視線と逆の方向へのスパイク。それらをうまく読み、ブロックを決める。ここ一番でブロックポイントを取ることができれば、相手アタッカーの気持ちをへこますことにもなるし、チームが盛り上がる。ブロックが決まった時は思いっきり喜ぼうっ!

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