2007年2月4日日曜日

● 【 オーバーハンドパスpart3 】

オーバーハンドパスが上達するにはどうしたらいいのだろう。力任せにパスを送っていてもまったく上手くならないので、抜本的に練習しなおすことにした。「オーバーがうまいなぁ・・・」と思う選手のパス交換をよく観察するとボールをしっかりコントロールできてることがわかる。

飛んでくるボール → 受け止め → ボールの強さとスピードを選び → 狙った距離のパスを送る

これを一瞬で動作するのがオーバーハンドパスだ。自分でオーバーが上手くいかない原因は、狙いをしっかり定めないでパスした時。これはもともと狙ってないから、指導を受けてるコーチにはこう言われる「どこ狙ってるんのっ!!(怒)」 しっかり相手のいる位置を確認し、短すぎず、長すぎず、ちょうどいいポイントにパスを回せるよう練習する。どうしたらできるようになるか。これは簡単である。自分で「オーバーハンドパスをうまくなろう!」と考えながら練習することである。この自分で考えるという部分が大切。言われたからやろうという練習方法では3年経っても上手くならない。効果的な練習方法としては、2人一組で練習するならば、対面でパスする距離をどんどん変えていくこと。遠くから近くに、近くから遠くにと、どんどんどんどん距離を変え、オーバーハンドパスをやり取りする、ボールの高さを変えながら、ボールのスピードを変えながら、ジャンプしながら、様々な形で繰り返す。ボールの軌道は図にも表してるが、低くなればなるほど、ボールのスピードが速くなり、合わせるのが難しくなる。が、うまく合わせることができるようになると、攻撃がスピーディーになり、相手は防御するのが難しくなる。スピードの速い、勢いのあるオーバーパスをだせるようになりたい選手は、上半身をそらせ、しっかり体重を乗せボールに伝えるよう工夫してオーバーパスを練習するといい。

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